カテゴリー別アーカイブ: 新材料

MITら、グラフェンに微細な孔を開ける技術を開発。海水淡水化用フィルタへ応用期待

マサチューセッツ工科大学(MIT)、オークリッジ国立研究所とサウジアラビアの研究チームが、グラフェン上に微細な孔を開ける技術を開発した。孔の口径を制御することもできる。海水を淡水化する脱塩処理用フィルタやガス分離膜などへの応用が期待される。

東工大ら、温度が上がると収縮する負の熱膨張材料を発見。樹脂に匹敵する巨大な熱膨張率

東京工業大学応用セラミックス研究所の岡研吾助教、東正樹教授らと京都大学の研究グループは、ビスマス・ランタノイド・ニッケル酸化物が巨大な負の熱膨張を示すことを発見した。線熱膨張係数は樹脂材料に匹敵する巨大なものであり、動作温度範囲を室温付近の400~200Kの間でコントロールできるという。

京大、世界最小の炭素リングを合成。次世代の有機電子材料として期待

京都大学 化学研究所の山子茂教授らの研究チームは、5個のベンゼン環をリング状につなげた構造を持つ、世界最小の炭素リング「シクロパラフェニレン(CPP)」の化学合成に世界で初めて成功した。有機ナノエレクトロニクス材料開発への波及効果が期待される。

京大、人工ロジウムの開発に成功。価格1/3でロジウムを凌駕する触媒性能

京都大学 大学院理学研究科の北川宏教授の研究グループが、パラジウム(Pd)とルテニウム(Ru)が原子レベルで混ざった新しい合金の開発に成功した。PdとRuは2000℃以上の液体状態においても相分離する水と油のような関係であり、原子レベルで混じらないのが常識だった。今回開発された合金は、周期表上でRuとPdの間に位置する最も高価なロジウム(Rh)と等価な電子状態を持つことから、価格が1/3の人工的なロジウムとして触媒などに利用できるとみられる。

二硫化モリブデン単原子層触媒を使って安価な水素製造が可能に ・・・ ノースカロライナ州立大

ノースカロライナ州立大学の研究チームが、二硫化モリブデン(MoS2)単原子層薄膜の水素生成触媒性能について報告している。水の電気分解による水素製造に通常用いられている白金触媒と比べて触媒活性は低いものの、安価な原料を使用できるため水素製造を低コスト化できる可能性があるという。

産総研ら、単層CNTの量産技術を開発。従来比100倍の製造スピード

産業技術総合研究所(産総研)ナノチューブ応用研究センター 流動気相成長CNTチーム 研究チーム長の斎藤毅氏らが、名城ナノカーボンと共同で単層カーボンナノチューブ(CNT)の工業生産プラントを開発し、量産性を実証した。これまで名城ナノカーボンで製造販売してきた高品質CNTに比べて、100倍のスピードで製造できるという。

NIMS、グラフェンを風船のように膨らませて三次元構造化する新手法。高性能キャパシタなどに応用期待

物質・材料研究機構(NIMS)が、単層または数層の超極薄グラフェンを張り子のように三次元的な骨格に貼り付けた構造体を創製することに世界で始めて成功した。吹き飴技法から着想を得た「ケミカル風船法」とも言うべき独特な方法であるという。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...