アルゴンヌ国立研究所、ダイヤモンド薄膜をグラフェンやGaNに適用。優れた熱特性を実証

米アルゴンヌ国立研究所が、ナノ結晶ダイヤモンド薄膜をグラフェンや窒化ガリウム(GaN)と組み合わせたときの熱特性について報告。新たに発見された特性を利用することで、半導体集積回路の熱量(thermal budget)を低減し、デバイス性能を大幅に向上できる可能性があるとしています。
米アルゴンヌ国立研究所が、ナノ結晶ダイヤモンド薄膜をグラフェンや窒化ガリウム(GaN)と組み合わせたときの熱特性について報告。新たに発見された特性を利用することで、半導体集積回路の熱量(thermal budget)を低減し、デバイス性能を大幅に向上できる可能性があるとしています。
マサチューセッツ工科大学(MIT)が、広範囲の波長の光を極めて効率良く吸収できるメタマテリアルを設計したとのこと。次世代の超高効率太陽電池への応用が期待できるとしています。
米国標準技術局(NIST)Physical Measurement Laboratory (PML)の研究チームが、シリコン基板上でのGaN(窒化ガリウム)ナノワイヤの結晶成長技術を開発したとのこと。新型のLEDやレーザーダイオード、超小型共振器、化学・バイオセンサ、高感度顕微鏡用探針など幅広い応用が期待できるとしています。
調査会社IHSアイサプライが、アクティブマトリクス型有機EL(AMOLED)の出荷数量予測を発表。また、中国パネルメーカーが今後数年間で携帯電話・スマートフォン用AMOLEDディスプレイの主要メーカーになることを狙っているとして、その動向をまとめています。
太陽電池の変換効率の鍵となるのは、「どれだけ多くの光を太陽電池が吸収するか」ではなく、「どれだけ多くの光が太陽電池から放出されるか」にあるとのこと。米ローレンス・バークレー国立研究所らの研究チームが報告しています。また、この理論をもとにして、実際に変換効率が非常に高い太陽電池の作製にも成功したそうです。
ジョージア工科大学の研究チームが、酸化亜鉛(ZnO)のマイクロ/ナノワイヤを使ってLEDの性能を向上させる技術を開発したとのこと。ZnOに機械的歪みを加えると電荷が発生する圧電効果を利用することで、紫外線LEDの変換効率が4倍超向上したとしています。
IMSリサーチが、2020年までの照明の世界市場予測を発表。LED照明のシェア拡大は続くものの、2014年以降の成長率については鈍化傾向をたどると予測しています。
調査会社ディスプレイサーチが、LEDと有機ELに関する市場予測を発表しています。LEDは、2013年がバックライト用途の需要ピークと予測。照明用途での普及が加速するとしています。また、有機ELについては、液晶パネルの苦戦が続くディスプレイ産業の次の成長を握るカギになると見ています。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者が、ゴムのように伸ばしたり曲げたりできるポリマーLEDを開発したとのこと。LEDチップを接続する電極材料を薄化することで曲げられるようにしている従来のフレキシブルデバイスとは異なり、すべての部分が曲げ伸ばし可能であるため、「本質的に伸縮自在なデバイス」だとしています。