カテゴリー別アーカイブ: 燃料電池

九州大、CNTを利用した高性能燃料電池触媒を作製

九州大学 工学研究院・カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)の中嶋直敏教授、藤ヶ谷剛彦准教授らの研究グループが、カーボンナノチューブ(CNT)に触媒を担持する新たな方法を開発している。同手法によりCNTの強固な構造を壊すことなく、反応がスムーズに進行する構造で触媒を担持することが可能になった。

九州大ら、水素から電子を取りだすニッケル-鉄触媒を開発。ルテニウムの1/4000と安価な鉄使用

九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所/工学研究院 小江誠司教授らの研究グループが、自然界に存在する水素活性化酵素「ニッケル-鉄ヒドロゲナーゼ」をモデルとする新しいニッケル-鉄触媒を開発。この触媒を用いて、常温常圧で水素から電子が取り出せることを示した。貴金属を使わずに鉄で触媒作用が働くため、燃料電池用触媒へ応用することで、燃料電池の大幅な低コスト化が図れると期待できる。

産総研、LPガスなどを燃料とするハンディ燃料電池システムを開発

産総研が、持ち運びできるハンディ燃料電池システムを開発した。マイクロチューブ型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を用いており、電極構造をナノレベルで制御することによって、LPGなどの汎用的で運搬が容易な炭化水素燃料を直接利用できるようにした。急速起動性に優れ、持ち運びができることから、災害・非常時用、アウトドア用の電源としての応用が期待される。

2022年のHEV/EV市場は89%が「マイクロハイブリッド車」 … IMSリサーチが予測

調査会社IMSリサーチが、今後10年間のハイブリッド車および電気自動車(HEV/EV)市場に関する予測を発表。2010年におけるHEV/EV市場では全体の77%をいわゆる「マイクロハイブリッド車」が占めていたが、この傾向はこの先さらに強まり、2020年に同タイプのシェアが89%まで拡大すると予想している。台数ベースでは、5800万台程度が2022年に生産されると見ている。

オックスフォード大、触媒毒COの出ない燃料電池用触媒を開発。電池の長寿命化に期待

オックスフォード大学らの研究チームが、メタノール改質の反応過程で一酸化炭素(CO)が発生しない新しい燃料電池用触媒を開発したとのこと。メタノールから水素を直接生成でき、燃料電池のプロトン交換膜にダメージを与える一酸化炭素が発生しないため、電池の長寿命化につながると考えられる。反応温度も150℃程度と低い。

ブラウン大、コバルトとグラフェン使った酸素還元触媒を開発。燃料電池用白金触媒の代替に期待

米ブラウン大学の研究チームが、コバルトとグラフェンを用いた新しい酸素還元触媒を開発したとのこと。非白金系触媒としては最も触媒活性が高く、白金系より低コストで安定性に優れているという。低コストで性能の高い水素燃料電池用触媒として期待される。

カリフォルニア工科大、水の熱化学分解の新手法開発。産業廃熱を利用した水素製造めざす

カリフォルニア工科大学の研究チームが、水の熱化学分解による水素製造の新手法を開発したとのこと。1000℃未満と比較的低い反応温度で処理でき、有害な副生成物が生成されないことが特徴であるという。産業廃熱を貯蔵可能な水素エネルギーに変換する技術として期待される。

スタンフォード大ら、多層CNTの触媒活性を高める方法を発見。白金触媒代替材料に期待

スタンフォード大学らの研究チームが、多層カーボンナノチューブ(CNT)の触媒活性について新たな知見を報告。それによると、多層CNTの外側の層が一部ちぎれて微小なグラフェン状の構造を形成することによって、触媒活性が高くなるとのこと。燃料電池やリチウム空気電池で使われている白金触媒の代替材料になる可能性があるという。

PNNL、小型SOFCで発電効率57%を達成

米パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)が、小型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)で発電効率56.6%を達成したとのこと。これまで報告されている同サイズのSOFCの発電効率30~50%に対して性能が向上している。

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