カテゴリー別アーカイブ: 二次電池

「供給過剰の風力エネルギーを二次電池で貯めるのは不合理」スタンフォード大が報告

スタンフォード大学「世界気候およびエネルギー・プロジェクト(GCEP)」の研究チームが、太陽光発電と風力発電のエネルギー貯蔵コストに関する研究をまとめている。系統接続された再生可能エネルギーによる電力供給が電力需要を上回る場合の対応として、供給過剰分のエネルギーを蓄電設備に貯蔵して後で使うケースと、発電を停止して出力抑制するケースがあるが、特に風力発電では出力抑制によって過剰分を切り捨ててしまったほうが合理的であるとしている。

ライス大、自然の粘土を利用して200℃の高温動作可能なスーパーキャパシタ作製

ライス大学の研究チームが、電解質およびセパレータの材料として自然の粘土を用いたスーパーキャパシタを作製し、最高200℃の高温条件での充放電動作が可能であることを実証した。石油採掘や軍事、宇宙航空分野など、過酷な環境下でスーパーキャパシタが使用できるようになると期待される。

モナシュ大、従来比12倍の高エネルギー密度グラフェンスーパーキャパシタを開発

モナシュ大学の材料工学教授 Dan Li 氏らの研究グループが、グラフェンを用いた高容量スーパーキャパシタを開発した。エネルギー密度は鉛蓄電池に匹敵する 60Wh/L で、既存の商用スーパーキャパシタの12倍程度に達している。再生可能エネルギー向けの蓄電設備、携帯用電子機器、電気自動車など幅広い用途での利用が期待される。

北大とNIMS、金属-空気二次電池のための高性能可逆酸化物電極触媒の開発に成功

北海道大学触媒化学研究センターの竹口竜弥准教授が、金属-空気二次電池の空気極触媒として、充放電にほとんどエネルギーロスを生じない高い触媒活性を示す層状ペロブスカイト酸化物電極触媒を開発した。また、物質・材料研究機構(NIMS)の魚崎浩平フェロー(国際ナノアーキテクトニクス拠点)らと共同で、可逆触媒機能実現の機構と、その理由を明らかにした。同触媒を金属-空気二次電池の開発へ適用することにより、充放電時のエネルギーロスの少ない電気自動車向け次世代二次電池の実現が加速されるとする。

東工大、水溶液系ナトリウム-空気電池を試作。リチウムイオン電池の10倍以上と高い放電容量

東京工業大学応用セラミックス研究所セキュアマテリアル研究センターの林克郎准教授らが、ナトリウム‐空気電池を試作し、放電容量などの特性がリチウムイオン電池の10倍以上であることを確認した。内燃機関並みの航続距離の電気自動車実現につながる成果であるとする。いまのところ繰り返し充放電できない一次電池だが、今後は二次電池化と性能向上を目指す。

ハーバード大とイリノイ大、3Dプリンタを使ってリチウムイオンマイクロ電池を作製

ハーバード大学とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームが、3Dプリンタによってリチウムイオンマイクロ電池の作製を行った。市販のリチウムイオン電池に匹敵する充放電レート、サイクル寿命およびエネルギー密度といった電気化学的性能を微小なスケールで実現したという。

スタンフォード大、新規ナノハイブリッド触媒を用いて亜鉛空気二次電池を高性能化。白金超える触媒活性

スタンフォード大学の研究チームが、高性能の亜鉛空気二次電池を開発した。酸化コバルト(CoO)、ニッケル鉄化合物およびカーボンナノチューブ(CNT)を用いたハイブリッド触媒を使用しており、白金やイリジウムなどの貴金属触媒を上回る触媒活性と耐久性を実現している。

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