カテゴリー別アーカイブ: ナノテク

富士フイルムと京大、量子ドット薄膜での高効率の光電変換に成功

相互作用の低い量子ドット薄膜と相互作用の高い量子ドット薄膜の比較(出所:富士フイルム)

富士フイルムが、量子ドットの集合体からなる薄膜(量子ドット薄膜)において、量子ドット間の距離を精密に制御することで、光エネルギーを効率的に電気エネルギーへ変換することに成功した。京都大学 化学研究所の金光義彦教授との共同研究。

東北大、高い電気伝導性を持った3次元グラフェンの開発に成功

左:ナノ多孔質ニッケル上に成長した3次元ナノ多孔質グラフェン、右:ニッケルを溶かした後の3次元ナノ多孔質ナノ多孔質グラフェン単体 (出所:東北大学)

東北大学が、新規材料「3次元ナノ多孔質グラフェン」の開発に成功した。これまで3次元炭素材料は非結晶性不連続体(粉状)のため電気をほとんど通さなかったのに対して、結晶性の高い1枚の繋がった3次元グラフェンシートを作製することで高い電気移動度を達成した。シリコンに替わる3次元デバイスの開発が期待される。

MITら、グラフェンに微細な孔を開ける技術を開発。海水淡水化用フィルタへ応用期待

マサチューセッツ工科大学(MIT)、オークリッジ国立研究所とサウジアラビアの研究チームが、グラフェン上に微細な孔を開ける技術を開発した。孔の口径を制御することもできる。海水を淡水化する脱塩処理用フィルタやガス分離膜などへの応用が期待される。

ペンシルバニア州立大、ヒトの細胞内部で人工ナノモーターの動きを制御

ペンシルバニア州立大学の研究チームが、ヒトの細胞内部で人工ナノモーターをコントロールする技術を開発した。超音波を使ってナノモーターの前進運動や回転を制御できる。磁気による操縦も可能であるという。癌の治療やドラッグデリバリーへの利用が期待される。

京大、世界最小の炭素リングを合成。次世代の有機電子材料として期待

京都大学 化学研究所の山子茂教授らの研究チームは、5個のベンゼン環をリング状につなげた構造を持つ、世界最小の炭素リング「シクロパラフェニレン(CPP)」の化学合成に世界で初めて成功した。有機ナノエレクトロニクス材料開発への波及効果が期待される。

京大、人工ロジウムの開発に成功。価格1/3でロジウムを凌駕する触媒性能

京都大学 大学院理学研究科の北川宏教授の研究グループが、パラジウム(Pd)とルテニウム(Ru)が原子レベルで混ざった新しい合金の開発に成功した。PdとRuは2000℃以上の液体状態においても相分離する水と油のような関係であり、原子レベルで混じらないのが常識だった。今回開発された合金は、周期表上でRuとPdの間に位置する最も高価なロジウム(Rh)と等価な電子状態を持つことから、価格が1/3の人工的なロジウムとして触媒などに利用できるとみられる。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...