ペンシルバニア大、可視光領域でシリコンを高効率に発光。エレクトロニクスとフォトニクスの統合に期待

ペンシルバニア大学の研究チームが、バルクサイズのシリコンデバイスを可視光の波長域で高効率に発光させる技術を開発した。通常シリコンがLEDのように発光することはないが、今回の研究ではナノ共振器による表面プラズモン効果を利用することで発光を可能にした。光源にシリコンを用いることができれば、エレクトロニクスとフォトニクスの統合が容易になるため、高速・低消費電力の光コンピュータ技術が進展する可能性がある。