カテゴリー別アーカイブ: LED・有機EL

ペンシルバニア大、可視光領域でシリコンを高効率に発光。エレクトロニクスとフォトニクスの統合に期待

ペンシルバニア大学の研究チームが、バルクサイズのシリコンデバイスを可視光の波長域で高効率に発光させる技術を開発した。通常シリコンがLEDのように発光することはないが、今回の研究ではナノ共振器による表面プラズモン効果を利用することで発光を可能にした。光源にシリコンを用いることができれば、エレクトロニクスとフォトニクスの統合が容易になるため、高速・低消費電力の光コンピュータ技術が進展する可能性がある。

立命館大、新原理の深紫外発光デバイスMIPEを開発。大面積・水銀フリーの殺菌用光源

立命館グローバルイノベーション研究機構(R-GIRO)特別招聘教授 青柳克信氏とPIリサーチ主任研究員 黒瀬範子氏が、新しい原理で深紫外光の発光を行うマイクロプラズマ励起大面積高出力深紫外発光素子(MIPE)を開発した。殺菌用途で従来の水銀ランプを代替する技術として注目される。

東工大、蛍光性の殻を持つ新型ミセルを作製。有機発光材料に応用期待

東京工業大学資源化学研究所の吉沢道人准教授らが、蛍光発光するカプセル型のミセルを開発した。ミセルの構成成分として、蛍光性でパネル状のアントラセンを含む「湾曲型」の両親媒性分子を開発することで実現した。新型ミセルは、ナノレベルでサイズ制御が可能で、色素分子を内包し、特異な蛍光性能を備えている。有機ELや蛍光センサ・プローブ、蛍光塗料など、新しい有機発光材料への応用が期待される。

ホタルのウロコを模した表面構造でLEDの光取り出し効率1.5倍 … ベルギー・ナミュール大ら

ベルギー、フランス、カナダの研究チームが、LEDのデバイス表面にホタルの腹部にみられるウロコの形状を模倣した構造を形成することによって、光の取り出し効率を1.5倍以上高めたと報告している。LED表面を構造化することで光の取り出し効率を高める技術は従来からあるが、その多くはサブミクロンオーダーの微細構造の形成を必要とする。一方、今回の技術は、実際のホタルのウロコと同じサイズである数μm程度という比較的大きな構造によって、大幅な効率改善が見込めるという特徴がある。

九州大、第三世代の有機EL発光材料を開発。希少元素使わずに内部EL発光効率ほぼ100%

九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の安達千波矢教授らが、新型の有機EL発光材料の開発に成功した。一重項と三重項励起状態のエネルギーギャップを小さくする分子設計により、希少元素を使わずにほぼ100%の効率で電子を光に変換できる。蛍光材料、リン光材料に続く、第三世代の低コスト・高効率発光材料と位置づけられる。

北大、有機ホウ素化合物の安価・簡便な合成法を開発。重金属使わず触媒コスト1/20に低減

北海道大学の研究チームが、医薬品や液晶、有機EL材料などの原材料となる有機ホウ素化合物の合成が簡単・安価になる新しい方法「シリルボラン法」を開発した。有機ホウ素化合物合成の触媒コストが従来比 1/20 となる上、重金属をまったく使わないという利点がある。

ディスプレイサーチ、バックライト用光学フィルム市場は3年ぶりのマイナス成長と予測。LEDの価格・構造が市場動向を左右

ディスプレイサーチが、バックライト用光学フィルムについての市場予測を発表しています。それによると、2012年の市場規模は前年比6.7%減の42億ドルとなる見込み。2009~2011年は、液晶ディスプレイ用バックライト市場の成長を受けて、光学フィルム市場も年平均成長率(CAGR)19%で拡大を続けてきましたが、今年は3年ぶりのマイナス成長になるとしています。

LED製造用MOCVD装置、市場減速は2012年上期で底打ちか ― IMSリサーチが予測

IMSリサーチが、GaN系LED製造に使われるMOCVD装置の市場調査結果を発表しています。2012年の同装置の出荷台数は前年比46%減の342台と予測。出荷台数は2012年上期に最低水準となり、同年下期には緩やかな回復基調に戻るとしています。回復の要因は、2013年にLED照明向けの需要が急増すると予想されることから、LEDメーカーが追加の設備投資を開始するため。

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