カテゴリー別アーカイブ: 半導体

青色顔料の銅フタロシアニンは量子ビット記録媒体として有望 ・・・ 英研究チームが報告

ロンドン・ナノテクノロジー・センター(LCN)とブリティッシュコロンビア大学の研究チームは、青色顔料である銅フタロシアニン(CuPc)において電子の量子重ね合わせ状態が非常に長い時間持続することを発見した。安価な顔料を将来の量子コンピュータの記録媒体にできる可能性がある。

北大、近赤外光による水の光酸化に成功。人工光合成への応用期待

北海道大学の研究グループが、紫外、可視、近赤外領域の広い波長域で光電変換可能な金ナノ構造/酸化チタン電極の作製に成功した。人工光合成において重要な役割を持つ水の光酸化に関して、可視光だけでなく近赤外光によって酸素と過酸化水素を発生させる系を実現した世界初の成果であるという。赤外光を利用した太陽電池や、人工光合成への応用が期待される。

名古屋大ら、CNTだけで構成した全カーボン集積回路を実現。透明で任意の立体形状に熱成型可能

名古屋大学の大野雄高准教授らとフィンランド・アールト大学の研究チームが、カーボンナノチューブ(CNT)のみでトランジスタや配線を構成した全カーボン集積回路を世界で初めて実現した。電子移動度は 1000cm2/Vs 超となっており、透明でフレキシブル性がある。任意の立体形状に熱成型することもできる。デザイン性と機能性を併せ持つプラスチックデバイスへの応用が期待される。

東大、赤さび(酸化鉄)改良して高効率の太陽光発電

東京大学工学系研究科 田畑仁教授、関宗俊助教らが、安価で身近な素材である赤さび(酸化鉄)を改良することで、高効率の太陽光発電を実現した。ロジウム入りの赤さび薄膜を用いた光電気化学セルで、波長700nm~950nmの近赤外域で光電流を発生させることに成功した。太陽電池や水素生成用光触媒への応用が期待される。

阪大、EUV露光による次世代半導体製造のスループットを10倍以上向上

大阪大学の研究グループが、EUV露光による最先端の半導体デバイス製造のスループット(1時間あたりのウェハー処理枚数)を10倍以上向上させる技術を開発した。極端紫外線(波長13.5nm)を用いるEUV露光装置では、露光光源のパワーが低いため、スループットが目標の10分の1程度と低いことが課題となっていた。

バークレー研究所、人工光合成システムの集積化に成功。ナノスケールの森林状デバイス

米ローレンス・バークレー国立研究所が、人工光合成システムを集積化したナノデバイスを開発した。植物の葉緑体に似た構造を持つ樹木状の半導体ナノワイヤに太陽光を吸収させ、太陽エネルギーで水を分解して酸素と水素を生成する。集積化したデバイスは、樹木状ナノワイヤが多数配列されているため、ナノスケールの森林のように見える。

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