カテゴリー別アーカイブ: ナノテク

バークレー研究所、「バケツリレー」で強誘電体の光起電力が増強されることを解明。次世代の超高出力太陽電池に応用期待

強誘電体に光を当てると非常に高い光起電力が生じることは半世紀ほど前から知られていましたが、それがどのようなプロセスで起こるのかは、これまではっきり分かっていませんでした。今回、バークレー研究所では、独自開発の強誘電体デバイスを使って、この現象が起こる機構の精緻な解明に成功。将来的に、太陽電池の高効率化に応用できる可能性がある成果だとしています。

MIT、半導体微細加工の難題「パターン倒壊」を逆に利用してしまう製造技術を開発

フォトリソグラフィを使った半導体チップ形成は、回路パターンの加工寸法が微細化するにつれて、作ったパターンが倒壊してしまうという問題に直面しています。しかし、MITとシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)は、このパターン倒壊現象を逆に利用することで10nm、あるいは原子30個分という超微細なスケールでのパターン形成を行う技術を開発。逆転の発想が注目されます。

バークレー研究所、高品質ナノワイヤ太陽電池を低コスト製造。溶液プロセス使用

バークレー研究所の化学者 Peidong Yang氏が率いる研究チームが、溶液を使ってナノワイヤ太陽電池を低コストで簡単に製造する方法を開発したとのこと。結晶の高純度化に多大なエネルギーとコストがかかっている現在のシリコン太陽電池を代替できる有望な技術であるとしています。

ライス大、CNTを使ったスーパーキャパシタを開発。苛酷な環境下でも動作可能

ライス大学の研究チームが、カーボンナノチューブ(CNT)を使って高容量と急速充放電を両立するスーパーキャパシタを開発したとのこと。極端な低温および高温の苛酷な温度環境でも動作し、ナノレベルの回路から発電プラントまで、幅広い用途でエネルギー貯蔵デバイスとして使用できるとしています。

米オークリッジ国立研究所、燃料電池の反応観察に適した「電気化学歪み顕微鏡法」を開発

米オークリッジ国立研究所が、燃料電池の化学反応観察に適した新手法「電気化学歪み顕微鏡法(ESM: Electrochemical Strain Microscopy)」を開発したとのこと。固体中のイオン移動を画像化することが可能であり、燃料電池の性能向上や貴金属触媒の使用量低減などの研究が進むことが期待されます。

カリフォルニア工科大、CNTの内部に水が流入していく現象を解明。エントロピー増大則が関与

カーボンナノチューブの内側に水が自発的に流れ込んでいくという不思議な現象があります。何故こうしたことが起こるのか、これまでよく分かっていませんでしたが、カリフォルニア工科大学の研究チームは最近、この現象の発生機構がエントロピー増大則から説明できることをコンピュータのシミュレーションによって解明しました。高性能な水浄化材料の設計などにも応用できる知見として期待されます。

NIST、DNAらせんを使ってCNTの巻き具合(カイラリティ)を制御。高性能配線「量子ワイヤ」の実現に期待

米国標準技術局(NIST)が、DNAを使ってカーボンナノチューブ(CNT)のカイラリティ制御を行う技術を開発したとのこと。電子デバイス用の高性能配線「量子ワイヤ」の実現に向けた応用が期待されます。

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