中国の非住宅用太陽光発電事業、FIT導入で14GWに拡大。ソーラーバズ調べ

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ソーラーバズの調査によると、中国の非住宅用太陽光発電プロジェクトパイプラインは、今年6月に導入されたフィードインタリフ制度(FIT)の効果で設置容量14GWに拡大したとのこと。

ソーラーバズは、中国で設置済み、設置中または開発段階の非住宅用太陽光発電事業が1007件あると報告。このうち66%が、北西部地域で進められているとしています。設置容量の上位5地域は、青海省、甘露省、寧夏回族自治区、内モンゴル自治区、四川省。

中国の太陽光発電プロジェクト 地域別シェア (source: Solarbuzz)

大規模な非住宅用太陽光発電事業は現在、中国の29の省で進行しており、1MW超のプロジェクトが707件あるとのこと。大手開発事業者のほとんどが国有企業であり、上位10社で全事業のうち9.7GW分を占めているといいます。

1kWhあたりの売電価格が1.15元であることを考慮すれば、2011年に太陽電池モジュールの工場出荷価格が急落したことによって、太陽光発電事業は十分な内部利益率を確保できたとみられます。10MW超の地上敷設型でのシステム設置コストは現在、1Wあたり15元未満となっており、さらに低下が続いています。

ソーラーバズのアナリスト Ray Lian氏は、「太陽光発電向けFITの国家政策が予想より早く発表されたことで、中国でのプロジェクトの爆発的成長が始まった。入札・受注は急増している。2011年の中国太陽電池市場規模は1.6GWを超え、前年比230%の伸び率になると見込まれる」とコメント。

国内需要の大幅な伸びにより、中国のモジュール供給メーカーには大きな商機が訪れています。ソーラーバズによると、モジュールメーカー上位4社は、サンテック、インリーソーラー、GDソーラー、上海航天工業。また、インバータ供給メーカー最大手は、陽光電源(Sungrow Power Supply)となっています。


発表資料

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