LED照明市場、2020年頃には頭打ちに。IMSリサーチが予測

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IMSリサーチが、2020年までの照明の世界市場予測を発表。LED照明のシェア拡大は続くものの、2014年以降の成長率については鈍化傾向をたどると予測しています。LED照明では、発光効率、全光束、演色性の向上が続いており、2015年までに発光効率は180lm/Wを超えると予想。さらに、LED光の放射方向を拡散させる新手法の開発により、従来の照明器具により近いLED照明製品も登場しつつあるとしています。

2020年までのLED照明市場の売上高と対前年成長率 ( source: IMS Research )

これらの技術向上による最大の影響は、LED照明がニッチな市場に限られたものではなくなり、現在LED以外の技術が使われているすべての照明市場で、長期的にはLEDが普及する可能性がでてくるところにある、とIMSリサーチは指摘しています。

LEDの急速な普及スピードは、その長寿命性ということを合わせて考えると、近い将来、世界の照明市場に深刻な影響を及ぼすことになるでしょう。より多くのソケットにLEDが取り付けられるにつれて、照明器具の交換需要に支えられた市場が縮小していくからです。このことは、LED照明の価格が年々低下していくことと相まって、市場の鈍化を招くと考えられます。市場成長率は、2013年には鈍り始め、2014年に減少傾向に転じるとIMSリサーチは予測しています。また、2020年には、照明市場全体に占めるLEDのシェアは70%まで拡大すると予想されますが、成長率は2%程度で足踏みするとしています。


発表資料

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