腕を切断されたドラマーがサイボーグ化して復活 ― ジョージア工科大のロボットドラム義手

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook

ジョージア工科大学の Gil Weinberg 教授が、事故などで切断された腕の先に装着してドラムを自由に叩けるサイボーグ義手を開発した。2年前の感電事故で右腕の肘から下を失ったドラマー Jason Barnes 氏は、このサイボーグ義手を装着することで再びドラム演奏ができるようになった。

義手にはモーター駆動のドラムスティックが2本付いている。1本目のスティックは、演奏者の筋肉の電気信号を読み取るセンサを使いつつ、演奏者自身がコントロールする。2本目のスティックは、独自のコンピュータアルゴリズムで動いており、現在演奏されている音楽を聴き取って即興でドラミングを行なう。

ロボットドラム義手 (出所:ジョージア工科大学)

ロボットドラム義手 (出所:ジョージア工科大学)

Weinberg 教授は、今もこのロボットドラム義手の改良を進めている。今後は、ドラマーの筋電信号や脳波からの機械学習を利用することよって、左右の腕の動きのシンクロ化を目指したいとする。

この技術を応用することで、将来的には正確な動作タイミングを要求される作業時に「第三の腕」として装着できるロボットアームが実現する可能性があると同教授はコメントしている。シンクロ化アルゴリズムは、宇宙飛行士や外科医がロボットデバイスと協調して複雑な作業を行なう際の助けになると考えられる。


ジョージア工科大学の発表資料

おすすめ記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...