GE、圧電効果を利用した極薄の電子機器冷却システムを開発

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GEが、圧電効果を利用した電子機器向けの冷却システムを開発した。冷却装置を極薄にできるため、タブレット端末やノートPCをクレジットカード並みに薄型化できるとしている。DJC(Dual Piezoelectric Cooling Jets)と名づけられたこのシステムでは、電気を流すと材料が変形する圧電効果が利用されている。対向した2枚の膜が圧電効果によってぱこぱこと振動することで、小型の「ふいご」として機能し、乱気流を作り出す。これにより、自然の対流に比べて10倍超の熱伝達率が得られるという。

圧電効果を利用した冷却システム DJC (Credit: GE)

DJCはもともと、航空機用エンジンやガスタービン、風力発電用タービンなどの圧力損失低減と荷重特性向上のために開発された技術。今回これを民生機器用の冷却装置に適用した。高さ4mmという薄さにできるため、従来の冷却システムから50%超の低背化が可能になる。消費電力も、従来の冷却ファンと比べると半分以下にできるという。また、構造が単純で信頼性が高いため、メーカーにとっては修理コストの大幅削減が見込めるとする。GEでは現在、メーカー向けにDJC技術の評価用デモキットを供給中とのこと。また、フジクラに対して同技術のライセンス供与を行っている。


発表資料

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