アイトリックス、グラフェンの海外向けサンプル販売を開始

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アイトリックスが、グラフェンの海外向けサンプル販売を開始した。海外販売専用サイト「Graphene Platform」も2012年11月13日に開設した。世界市場で流通しているサンプルと比較しても遜色ない高品質のグラフェンを提供できるとし、「ジャパニーズ・クオリティ」を訴求する。グラフェンの成膜には同社が取り扱っている熱CVD装置を使用。これまでの国内向けサンプル販売に海外向けを加え、2013年度に販売事業で売上高1億5000万円を見込む。

海外向けグラフェン販売サイト「Graphene Platform」(アイトリックス)

単分子グラフェンの単層品および積層品、多層グラフェン、顧客指定の基板に成膜したグラフェンおよびその量産品などを販売する。基板は、酸化シリコン(SiO2)、石英、樹脂フィルム、銅箔、ニッケル箔、サファイア、炭化シリコン(SiC)、各種合金など様々な材料に対応している。

すべてのサンプルにラマンスペクトル測定データを添付し、CD-ROMで提供する。注文から1週間以内に届ける。主な製品の価格は100~2200ドル。

同社は、大面積かつ高品質なグラフェンを作製できる成膜装置事業を2012年4月から開始。同装置によるサンプル販売事業にも注力している。最大700mm×400mmの大面積グラフェンを高品質に単層成膜できる。同年9月には、グラフェンの研究開発および成膜体験の拠点となる「グラフェンR&Dセンター」を東工大横浜ベンチャープラザ(横浜市緑区)内に開設した。受注増に備えて、成膜装置を2台から3台に増やした。同センターには現在、常駐スタッフ3人を配置し、成膜方法の研究や装置購入検討者への成膜体験サービスを提供中。常駐スタッフは今後2人採用し、5人体制とする計画であるという。


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