カテゴリー別アーカイブ: レアアース・レアメタル

京大、人工ロジウムの開発に成功。価格1/3でロジウムを凌駕する触媒性能

京都大学 大学院理学研究科の北川宏教授の研究グループが、パラジウム(Pd)とルテニウム(Ru)が原子レベルで混ざった新しい合金の開発に成功した。PdとRuは2000℃以上の液体状態においても相分離する水と油のような関係であり、原子レベルで混じらないのが常識だった。今回開発された合金は、周期表上でRuとPdの間に位置する最も高価なロジウム(Rh)と等価な電子状態を持つことから、価格が1/3の人工的なロジウムとして触媒などに利用できるとみられる。

JAMSTECと東大、南鳥島周辺に超高濃度レアアース泥を発見

海洋研究開発機構(JAMSTEC)海底資源研究プロジェクトの鈴木勝彦主任研究員らと、東京大学大学院工学系研究科附属エネルギー・資源フロンティアセンターの加藤泰浩教授らは、南鳥島南方の海底下3m付近に最高6500ppm(0.65%)を超える超高濃度のレアアースを含む堆積物(レアアース泥)が存在し、複数の地点で海底下10m以内の浅い深度からレアアース泥が出現することを発見した。

八幡平に中国大陸からレアメタルが飛来、リンや窒素も山岳湖沼に堆積して富栄養化 … 東北大ら

液晶パネルやLEDの生産に用いられるアンチモンやインジウムなどのレアメタル(微量金属)が中国大陸から大気降下物として飛来し、その蓄積速度がここ30年間で急激に増加していることが、八幡平山岳湖沼の湖底堆積物の分析から明らかになった。東北大学大学院生命科学研究科の占部城太郎教授、愛媛大学の加三千宣講師、槻木玲美研究員らの研究チームが調査した。中国大陸由来の大気降下物にはリンや窒素などの栄養塩も含まれており、手付かずの自然と考えられていた八幡平の山岳湖沼でも富栄養化が進行していることも分かった。

東北大、レアアース磁石を一切使わずに同レベルの大トルク出せるEV用モータ開発

東北大学大学院工学研究科の一ノ倉理教授、中村健二准教授、後藤博樹助教が、レアアース磁石を一切用いずに現状のレアアース磁石モータなみのトルクを持つアキシャルギャップ型スイッチトリラクタンスモータを開発した。電気自動車への適用・走行試験などを通じて、実用化に向けた検討を進めるという。

戸田工業、窒化鉄ナノ粉末の量産化技術を開発。レアアースを全く使用しない最強の磁石特性に期待

戸田工業が、レアアースを全く使用しない最強の磁石特性が期待される窒化鉄(Fe16N2)ナノ粉末の量産化技術開発に成功した。2013年末には、年産200kgレベルのサンプル出荷が可能となる。同社では、窒化鉄ナノ粉末のサンプル供給によって部品・部材成型の実証が可能となり、需要喚起の起爆剤になると期待している。

ブラウン大、コバルトとグラフェン使った酸素還元触媒を開発。燃料電池用白金触媒の代替に期待

米ブラウン大学の研究チームが、コバルトとグラフェンを用いた新しい酸素還元触媒を開発したとのこと。非白金系触媒としては最も触媒活性が高く、白金系より低コストで安定性に優れているという。低コストで性能の高い水素燃料電池用触媒として期待される。

スタンフォード大ら、多層CNTの触媒活性を高める方法を発見。白金触媒代替材料に期待

スタンフォード大学らの研究チームが、多層カーボンナノチューブ(CNT)の触媒活性について新たな知見を報告。それによると、多層CNTの外側の層が一部ちぎれて微小なグラフェン状の構造を形成することによって、触媒活性が高くなるとのこと。燃料電池やリチウム空気電池で使われている白金触媒の代替材料になる可能性があるという。

白金フリーの色素増感太陽電池で変換効率5%超、単層CNT電極と硫黄系電解質を使用 ― 米中共同チーム

ライス大学と清華大学による米中共同チームが、単層カーボンナノチューブ(SWCNT)電極と硫黄系電解質を用いた色素増感太陽電池(DSC)を開発したとのこと。対向極に白金を使用していないため低コストに作製でき、変換効率5.25%、FF0.68とDSCとしてはかなり良い値を記録しています。

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