カテゴリー別アーカイブ: つくば

産総研ら、単層CNTの量産技術を開発。従来比100倍の製造スピード

産業技術総合研究所(産総研)ナノチューブ応用研究センター 流動気相成長CNTチーム 研究チーム長の斎藤毅氏らが、名城ナノカーボンと共同で単層カーボンナノチューブ(CNT)の工業生産プラントを開発し、量産性を実証した。これまで名城ナノカーボンで製造販売してきた高品質CNTに比べて、100倍のスピードで製造できるという。

産総研とSTi、結晶シリコン太陽電池モジュールでのPID現象の抑制技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)太陽光発電工学研究センター 太陽電池モジュール信頼性評価連携研究体の増田淳氏と原浩二郎氏が、Potential-induced degradation(PID)現象による結晶シリコン太陽電池の出力低下を抑制する技術を開発した。酸化チタン系の複合金属化合物薄膜をガラス基板にコーティングする。サスティナブル・テクノロジー(STi)との共同研究。

筑波大、発電中の高分子太陽電池の劣化の原因を解明

筑波大学 数理物質系の丸本一弘 准教授が、高分子太陽電池に光を照射して蓄積する電荷の状態を解明し、それが特性の劣化と明らかな相関があることを世界で初めて観測した。独自の解析手法により、これまで推測にしか過ぎなかった高分子太陽電池の特性を劣化させる電荷の蓄積を分子レベルで解明した。その相関を調べることにより電荷の蓄積を改善するための明確な指針も得られた。

「ミニマルファブ完成まであと2~3年」 半導体製造装置の超小型化技術に注目

ウェハー口径と装置の大型化とは真逆の発想から、低コストで収益性の高いデバイス製造プロセスを実現しようとする動きに注目が集まっている。産業技術総合研究所 ナノエレクトロニクス研究部門の原史朗氏を中心とする「ミニマルファブ構想」である。ミニマルファブでは、ウェハーの口径を1/2インチとし、1ウェハー1チップでデバイス製造を行う。すべての製造装置は、幅30cmに規格化された筐体に収まるサイズまで小型化され、ファブの規模も10m四方程度まで縮小する。1分間1ウェハーの処理速度が実現できれば月産4万個以上のチップ生産が可能で、設備投資を従来とは桁違いに少なくできる。

LEAP、超低電圧デバイス開発の成果報告@つくば

超低電圧デバイス技術研究組合(LEAP)が、2012年12月19日、つくば国際会議場で「低炭素化社会を実現する超低電圧デバイスプロジェクト成果報告会」を開催した。同プロジェクトは、2010~2014年度の5年間の研究開発事業で、論理回路、1次メモリ、高速ストレージ、大容量ストレージといった情報処理装置の各階層に最適化した超低電圧デバイスの実現をめざす。

産総研、最先端の分析装置群をナノテクプラットフォームとして公開 ・・・ 産学官の共用事業がスタート

産業技術総合研究所 計測フロンティア研究部門は、文科省プロジェクトのナノテクノロジープラットフォーム・微細構造解析領域に実施機関として参画、6種類の計測分析装置群を公開、つくばイノベーションアリーナ(TIA-nano)や先端機器共用イノベーションプラットフォーム(IBEC)などの枠組みを通して有償で提供している。ほとんどの装置が、分析手法も含めて世界でも類例のない同研究部門独自の開発成果物であるという。各装置の特徴、測定原理、分析事例などについて、産総研 計測フロンティア研究部門 主任研究員 浮辺雅宏氏への取材を基にまとめる。

【第3回TIA-nanoシンポ報告】KEKの加速器が拓く新たなナノテク研究に期待

「第3回つくばイノベーションアリーナ公開シンポジウム」が2012年7月19日、学術総合センター(東京・神田)で開催された。これまでのTIA-nanoの活動成果について様々な報告が行われたが、その中でも特に注目を集めたのが、新たにTIA-nanoに加わったKEKの役割についての議論だった。大型の加速器施設を保有するKEKが参加したことで、TIA-nanoの研究体制の独自性は今後大きく高まると期待される。本稿では、KEK理事 野村昌治氏「TIAにおける高エネルギー加速器研究機構」、KEK素粒子原子核研究所教授 幅淳二氏「TIA-nanoにおけるナノ計測技術革新の可能性」の講演内容を報告する。

産総研 集積マイクロシステム研究センター、センサ・ネットワークで低炭素・安心安全な社会めざす

(独)産業技術総合研究所 集積マイクロシステム研究センターでは、低炭素化と安心安全な社会に役立つセンサネットワークの構築を中心テーマとし、これを実現するための要素技術としてのMEMSの研究開発を行っている。2011年夏からは、最先端のMEMSデバイス製造装置を揃えた8インチ/12インチウェハー対応ファブが稼動しており、民間企業との連携強化も進んでいる。研究センター長の前田龍太郎氏、副研究センター長 兼 Macro BEANS連携研究体長の伊藤寿浩氏、(財)マイクロマシンセンター MNOIC開発センター長の荒川雅夫氏、MNOIC技術開発担当部長の原田武氏を取材した。

ケンブリッジ大、ナノ構造を有する超高硬度バルク鉄を開発 ― NIMS Conference 2012@つくば

物質・材料研究機構(NIMS)が、2012年6月4~6日の3日間、つくば国際会議場(つくば市)で「NIMS Conference 2012」を開催している。開催初日の6月4日には、構造材料分野での特に際立った研究開発成果に対して送られる「NIMW Award 2012」受賞者の記念講演が行われた。その中で、ケンブリッジ大学 材料科学・冶金学教授 Harry K.D.H. Bhadeshia氏から、ナノ構造を有する超高硬度のバルク鉄についての報告があった。

最新のSEM、TEM、FIBなど展示 ― 顕微鏡学会併設展示会@つくば

日本顕微鏡学会 第68回学術講演会が、2012年5月14日~16日の3日間、つくば国際会議場(つくば市)で開催された。学会併設の機器展示会を取材した。

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