カテゴリー別アーカイブ: 二次電池

京大、高エネルギー密度・高安全性・低コストのマグネシウム金属二次電池を開発

高エネルギー密度、高安全性マグネシウム二次電池(出所:京都大学)

京都大学の研究グループは、高輝度光科学研究センターと共同で、既存のリチウムイオン電池に置き換わることが可能な高エネルギー密度マグネシウム金属二次電池の開発に成功した。開発した二次電池は埋蔵量の多いマグネシウム、鉄、シリコンが主な構成元素であり、低コスト化が期待される。

東北大、全固体電池用の新規リチウムイオン伝導体を開発

左:KI - LiBH4系の格子定数、右:25 mol%LiBH4ドープ KI のイオン伝導度

東北大学の研究グループが、全固体電池のための新しいリチウムイオン伝導体KI-LiBH4を開発した。従来から知られている酸化物系や硫化物系の固体電解質に比べて飛躍的に成形性が高く、電極材料と良好な接触性を示す水素化物系固体電解質LiBH4(水素化ホウ素リチウム)に着目した。

JAEA、海水中のリチウム資源を回収する元素分離技術を確立

日本原子力研究開発機構(JAEA)が、イオン伝導体をリチウム分離膜として用い、海水からリチウムを分離する元素分離技術を開発した。分離プロセスに伴うイオンの移動を利用して発電を行なうことができるため、リチウム分離過程で電気などの外部エネルギーを消費しなくて済むという。

東北大、安全・安価なメタルフリー大容量電気化学キャパシタ開発。スマートグリッド用大規模蓄電向け

東北大学の研究グループが、安価な有機分子と炭素材料から成るメタルフリーの水系大容量電気化学キャパシタを開発した。パワー密度と大容量を単一デバイスで両立できるため、将来的にはスマートグリッド用大規模蓄電システムとしての利用が期待される。

東大、2種類のイオンの移動を利用する「デュアルイオン電池」を開発

東京大学大学院工学系研究科の水野哲孝教授らの研究グループが、電極反応に2種類のイオンの移動を利用する「デュアルイオン電池」の開発に成功した。正極材料中を酸化物イオンが移動し、電解質中では負極材料に合わせたイオンが移動する。1つの正極材料で、リチウム、ナトリウムなど様々な負極と組み合わせて使用できる。希少元素を含まない安価な電池の実現が期待される。

NIMS、グラフェンを風船のように膨らませて三次元構造化する新手法。高性能キャパシタなどに応用期待

物質・材料研究機構(NIMS)が、単層または数層の超極薄グラフェンを張り子のように三次元的な骨格に貼り付けた構造体を創製することに世界で始めて成功した。吹き飴技法から着想を得た「ケミカル風船法」とも言うべき独特な方法であるという。

MIT、ウイルスを利用してリチウム空気電池電極用ナノワイヤを作製

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、遺伝子操作したウイルスを利用してリチウム空気電池の電極用ナノワイヤを作製する技術を開発した。通常の化学的手法で成長させたナノワイヤと異なり、ウイルスによって形成されたナノワイヤは表面にスパイク状の突起があり、表面積が大幅に増加するという。

イリノイ大、廃木材由来のバイオ炭を使ってスーパーキャパシタ作製。低コストでグラフェン並みの性能

イリノイ大学の研究チームが、廃木材由来のバイオ炭を電極材に用いたスーパーキャパシタを開発した。電極に活性炭を用いる通常のスーパーキャパシタに比べて製造コストを大幅に低減できる。

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