カテゴリー別アーカイブ: 環境発電

「音楽を聞かせると太陽電池の出力が上がる。クラシックよりポップスのほうが効果的」英研究チーム

インペリアル・カレッジ・ロンドンとロンドン大学クイーン・メアリー校が、「太陽電池に音楽を聞かせると出力が大幅に上がる」との研究成果を報告している。最大で45%の出力向上が見られた。クラシックでも出力は上がるが、より効果的なのは高ピッチな周波数を含んでいるポップミュージックであるという。

EPFL、温度差から磁場が生じる「磁気ゼーベック効果」を実証

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが、絶縁体の温度差から磁場が生じる「磁気ゼーベック効果」の証拠を実験的に確かめた。導体の温度差から電流が生じるゼーベック効果に似た現象だが、これまで存在が確認されていなかった。磁気トンネル効果トランジスタなど、スピントロニクスデバイスの開発にも応用できる可能性があるという。

東大ら、銀ナノシートを有する層状化合物で超高電子移動度を実現。高性能の熱電変換素子開発に期待

東京大学と理化学研究所は、銀のナノシートを有する層状化合物β-CuAgSeが、室温程度の熱で動作する新たな高性能熱電変換材料として有望であることを発見した。結晶格子に乱れを導入しても、高純度のシリコン半導体単結晶に匹敵する高い電子移動度を示すことも確認した。冷却能力の高いペルチェ式クーラーのための新しい熱電材料開発の進展が期待される。

耳の中の生体電位を医療用デバイス電源に利用 ・・・ MITとハーバード大が実証

マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学の研究チームが、内耳における蝸牛の生体電位を電源として利用するインプラント型医療用デバイスを開発したとのこと。モルモットの内耳にデバイスを埋め込み、無線による計測データの読み出し実験に成功した。聴力や平衡感覚の計測などに応用できるとする。

MIT、ナノ粒子の不可視化技術によるデバイス提案

マサチューセッツ工科大学の研究チームが、電子の流れに対してナノ粒子を不可視化する技術を使ったデバイス開発を提案している。デバイス中にナノ粒子があっても、あたかも何もないかのように電子が散乱せずに流れるようにするという。すでにシミュレーションによるモデル化を行っており、今後は実デバイスによる実証をめざす。

「ウイルスを使って発電」 バークレー研究所がバイオ圧電デバイスを開発

米ローレンス・バークレー国立研究所が、ウイルスを利用した発電技術を開発。遺伝子操作したウイルスを仕込んだ切手大のシートに指で力を加えることによって電気エネルギーを生みだす実験に成功したとのこと。試作されたウイルス発電シートからの電気を使って、小型の液晶ディスプレイが表示できることも実証しており、将来的には、靴底にこの発電シートを入れておけば歩いているうちに携帯電話が充電されるようにすることも夢ではないとします。

スタンフォード大、グラフェン圧電体の作製に成功。歪みを利用したデバイス制御技術「ストレイントロニクス」を提唱

スタンフォード大学の研究チームが、グラフェンを用いた圧電材料の作製に成功したとのこと。シリコンの100倍の導電性、ダイヤモンドより高い機械強度、原子1個分しかない薄さなど様々な特性を持つグラフェンですが、曲げたり押したりねじったりしたときに電荷が発生する圧電性が付与されたのは今回が初めてであるとしています。

カリフォルニア工科大、高効率の熱電変換材料を特定。液体的性質のある銅・セレン化合物

カリフォルニア工科大学の研究チームが、従来よりも変換効率の高い熱電変換材料を特定したとのこと。熱を電気に変える熱電変換材料は今のところ宇宙用途での電源として使用されていますが、高効率化を進めることによって自動車や産業用機械から出る廃熱を利用した発電への応用が可能。また、電気自動車用の高効率暖房装置や、新型の太陽エネルギー利用技術を開発できる可能性もあります。

ペンシルバニア州立大、塩分濃度差発電を改良。海がなくてもどこでも発電可能に

ペンシルバニア州立大学の研究チームが、海のない場所でも使える新型の塩分濃度差発電を開発したとのこと。逆電気透析(RED: reverse-electrodialysis)による塩分濃度差発電を、有機物を含んだ廃水を利用するバクテリア燃料電池と組み合わせることによって、場所を選ばずに発電と廃水浄化処理を同時に行うことが可能になるとしています。

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