カテゴリー別アーカイブ: センサ

東大、柔らかいワイヤレス有機センサシステムを開発。おむつに装着可能な使い捨てセンサなどへ応用

東京大学の桜井貴康教授、染谷隆夫教授らの研究グループが、有機デバイスだけで構成された柔らかいワイヤレス有機センサシステムの開発に成功した。世界初の成果であるという。開発したセンサシステムは、離れたところからワイヤレスで電力供給が可能で、水分検出などに使える。おむつや絆創膏に装着する使い捨てセンサなどへの応用が期待される。

MIT、100京分の1グラムの分解能を持つ微粒子質量測定器を開発

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、1アトグラム未満の分解能を持つ質量測定器を開発した。1アトグラムは、100京分の1グラム(1グラムの1兆分の1のさらに100万分の1)という極めてわずかな質量。ナノ粒子や生体細胞の構成要素の質量を精密に測定できるようになる。微粒子の組成や機能の解明に役立つという。

MIT、体内に1年以上埋め込んで一酸化窒素モニタリングできるCNTセンサを開発

マサチューセッツ工科大学の研究チームが、カーボンナノチューブ(CNT)を用いて、1年以上の長期間に渡って生体内に埋め込むことができる分子センサを開発した。生体機能にとって重要な役割を果たしている一酸化窒素(NO)やグルコースなどの分子の研究が進むと期待される。

チューリッヒ工科大ら、CNT用いて犬の鼻並みの超高感度分子センサを開発

スイス・チューリッヒ工科大学と米ローレンス・リバモア国立研究所が、カーボンナノチューブ(CNT)を用いた超高感度の分子センサを開発した。表面増強ラマン分光(SERS:surface-enhanced Raman spectroscopy)用の基板として金と酸化ハフニウムをコーティングしたCNTを使っている。pptレベルといわれる犬の鼻に匹敵する感度で特定分子の検出を行うことができ、従来のSERS基板と比べて安価かつ容易に製造できるという。

首都大・京大ら、磁性を持たないパラジウム-コバルト酸化物で巨大磁気抵抗効果を実現。単純金属を磁気センサに応用できる新メカニズム

首都大学東京、京都大学、大阪市立大学、大阪大学、広島大学の研究チームが、非磁性の単純金属であるパラジウム-コバルト酸化物の磁場による電気抵抗の変化(磁気抵抗効果)を測定し、巨大磁気抵抗効果が現れることを発見した。磁場がゼロのときと比べ、磁場中では電気抵抗が最大で 350 倍まで増加した。ハードディスクなどのデータ読み出しに使われている磁性体多層膜の巨大磁気抵抗効果に匹敵する非常に大きな抵抗変化となっている。

東大、くしゃくしゃに折り曲げても動作する有機LEDを開発。世界最軽量・最薄

東京大学 大学院工学系研究科の染谷隆夫教授、関谷毅准教授らが、くしゃくしゃに折り曲げても動作する新しい光源として超薄膜有機LEDの開発に成功した。重さは世界最軽量の 3g/m2、厚さも世界最薄の 2μm となっている。表面が粗い 1μm 級の高分子フィルムにダメージを与えず有機LEDを製造する低温プロセスによって実現した。

カンザス州立大、グラフェン量子ドットを用いた湿度・気圧センサを開発

カンザス州立大学の研究チームが、グラフェン量子ドットを用いた湿度・気圧センサを開発した。グラフェン量子ドットを含水性のマイクロファイバー(2~20μm径)に組み込み、マイクロファイバーの両端を電極に付着させた。グラフェン量子ドットは1nm未満の距離を置いて配置し、量子ドット同士が完全に接触しないようにした。デバイスの周囲の湿度が下がると、ファイバーに含まれる水分が失われることでファイバーが収縮し、量子ドット間の距離が縮まる。これにより量子ドット間を移動する電子が増加する。電流値を読み取ることで、環境中の湿度を測ることができる。

紙のように折り畳める導電性セラミックを開発、二次電池・ガスセンサ・人工筋肉などに応用 ・・・ ドイツ

マックス・プランク研究所とシュトゥットガルト大学の研究チームが、紙のように丸めることができるフレキシブルなセラミック材料を開発した。導電性のある五酸化バナジウム・ナノファイバーでできており、真珠に似た層構造を持っている。電池、ガスセンサ、人工筋肉用アクチュエータなどへの応用が考えられる。

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