カテゴリー別アーカイブ: 自動車

JAEAと東北大、アルミニウムを主原料とする新しい水素貯蔵合金の合成に成功。燃料電池車向け軽量材料として期待

日本原子力研究開発機構(JAEA)と東北大学の研究グループが、アルミニウムを主原料とする合金を用いて侵入型水素化物(Al2CuH)を合成することに初めて成功した。侵入型水素化物は水素吸収‐放出サイクルが可能であることから水素貯蔵合金として利用されている。燃料電池自動車への搭載にあたり、軽量な材料の開発が求められているが、軽量化に有効なアルミニウムを主原料とする侵入型水素化物の合成について、これまで成功報告はなかった。

北大とNIMS、金属-空気二次電池のための高性能可逆酸化物電極触媒の開発に成功

北海道大学触媒化学研究センターの竹口竜弥准教授が、金属-空気二次電池の空気極触媒として、充放電にほとんどエネルギーロスを生じない高い触媒活性を示す層状ペロブスカイト酸化物電極触媒を開発した。また、物質・材料研究機構(NIMS)の魚崎浩平フェロー(国際ナノアーキテクトニクス拠点)らと共同で、可逆触媒機能実現の機構と、その理由を明らかにした。同触媒を金属-空気二次電池の開発へ適用することにより、充放電時のエネルギーロスの少ない電気自動車向け次世代二次電池の実現が加速されるとする。

東工大、水溶液系ナトリウム-空気電池を試作。リチウムイオン電池の10倍以上と高い放電容量

東京工業大学応用セラミックス研究所セキュアマテリアル研究センターの林克郎准教授らが、ナトリウム‐空気電池を試作し、放電容量などの特性がリチウムイオン電池の10倍以上であることを確認した。内燃機関並みの航続距離の電気自動車実現につながる成果であるとする。いまのところ繰り返し充放電できない一次電池だが、今後は二次電池化と性能向上を目指す。

2022年のHEV/EV市場は89%が「マイクロハイブリッド車」 … IMSリサーチが予測

調査会社IMSリサーチが、今後10年間のハイブリッド車および電気自動車(HEV/EV)市場に関する予測を発表。2010年におけるHEV/EV市場では全体の77%をいわゆる「マイクロハイブリッド車」が占めていたが、この傾向はこの先さらに強まり、2020年に同タイプのシェアが89%まで拡大すると予想している。台数ベースでは、5800万台程度が2022年に生産されると見ている。

東北大、レアアース磁石を一切使わずに同レベルの大トルク出せるEV用モータ開発

東北大学大学院工学研究科の一ノ倉理教授、中村健二准教授、後藤博樹助教が、レアアース磁石を一切用いずに現状のレアアース磁石モータなみのトルクを持つアキシャルギャップ型スイッチトリラクタンスモータを開発した。電気自動車への適用・走行試験などを通じて、実用化に向けた検討を進めるという。

UBC、回転磁石による新方式のEVワイヤレス充電を実証。低周波数での給電が可能

カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の研究チームが、磁石の回転を利用した新方式のワイヤレス送電技術を開発。同技術による電気自動車(EV)のワイヤレス充電実証実験を行っている。高周波の電磁界が発生せず、給電部と受電部の位置合わせ精度が低くてもよいなどの特徴がある。

RPI、グラフェン負極でリチウムイオン電池の充放電速度を10倍高速化

レンセラー工科大学(RPI: Rensselaer Polytechnic Institute)の研究チームが、酸化グラフェンから作った「紙」をリチウムイオン電池の負極材として使うことで、電池の出力密度が大幅に向上したと報告している。従来のグラファイト負極に比べて、充放電速度が10倍高速化したという。

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