「供給過剰の風力エネルギーを二次電池で貯めるのは不合理」スタンフォード大が報告

スタンフォード大学「世界気候およびエネルギー・プロジェクト(GCEP)」の研究チームが、太陽光発電と風力発電のエネルギー貯蔵コストに関する研究をまとめている。系統接続された再生可能エネルギーによる電力供給が電力需要を上回る場合の対応として、供給過剰分のエネルギーを蓄電設備に貯蔵して後で使うケースと、発電を停止して出力抑制するケースがあるが、特に風力発電では出力抑制によって過剰分を切り捨ててしまったほうが合理的であるとしている。