カテゴリー別アーカイブ: 情報通信

NTT、世界最大100万ビット規模の量子コンピュータ実現に向けた新手法確立

振動同期法による量子もつれ生成での高精度・高速度の同時達成 (出所:NTT)

が、光格子中に束縛された約100万個の原子に対して量子コンピュータのリソースとなる大規模な量子もつれ状態を高精度かつ高速に生成する手法を世界で初めて確立した。量子ビットのサイズ拡張性やエラー低減などが可能となるため、100万ビット規模の量子計算が実現できる可能性が出てきた。

IBM、プラスチックフィルムを用いて室温でのボース=アインシュタイン凝縮を実現

IBMの研究チームが、プラスチックフィルムを用いて、室温でボース=アインシュタイン凝縮を作り出すことに成功した。将来的には、巨大データ処理用エクサスケールコンピューティングシステムの構成要素となる高効率レーザーや超高速光スイッチといった新規オプトエレクトロニクスデバイスに応用可能な発見であるとしている。

東大、従来比1000倍となる16000以上の超大規模量子もつれの生成に成功

東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授らが、光での量子もつれ生成を時間的に多重化する新手法により、従来比1000倍超となる16000以上の量子がもつれ合った超大規模量子もつれの生成に成功した。新手法では、装置の規模を拡大することなく超大規模量子もつれを生成できる。量子コンピュータを実現する上で障壁となっていた量子もつれの規模の問題が解消されたことになる。

青色顔料の銅フタロシアニンは量子ビット記録媒体として有望 ・・・ 英研究チームが報告

ロンドン・ナノテクノロジー・センター(LCN)とブリティッシュコロンビア大学の研究チームは、青色顔料である銅フタロシアニン(CuPc)において電子の量子重ね合わせ状態が非常に長い時間持続することを発見した。安価な顔料を将来の量子コンピュータの記録媒体にできる可能性がある。

阪大ら、ダイヤモンドよりも強い原子間結合力を持つ物質を発見

大阪大学と住友電気工業の研究グループが、ダイヤモンドよりも強い原子間結合力を有する物質を発見した。結晶欠陥の一種である「双晶」を大量に導入したナノ双晶多結晶ダイヤモンドを高温・高圧の特殊な条件下で合成し、この物質が通常のダイヤモンドを超えるバネ定数を持つことを確認した。高いバネ定数が要求される超高周波共振デバイスの実現につながる成果。

東大ら、スピンアイス中での磁気モノポールの量子運動を発見。スピントロニクスデバイス応用に期待

東京大学物性研究所・中辻知准教授を中心とする研究グループが、スピンアイス関連物質である磁性体Pr2Zr2O7において、磁気モノポールが半導体中の電子のように量子力学的運動を行うことを見出した。磁気モノポールの持つN極、S極の情報を無散逸に伝送できることを意味している。また、これまでに報告されている磁気モノポールはスピンアイス中をランダムに動き回ることが知られているが、今回の量子力学的運動は特定の法則に従う。このため、この法則を解明することで磁気モノポールを自在に制御できるようになると考えられる。

東北大ら、磁気の波による熱エネルギー移動に成功。デバイス発熱の解消に期待

東北大学らの研究グループが、磁気の波(スピン波)を用いて熱エネルギーを望みの方向に移動させる基本原理の実証に成功した。デバイスに情報入力するときに使われる電流やマイクロ波は、その多くが熱に変わり、発熱によってデバイス動作を不安定にする問題があるが、今回の手法によって熱エネルギーを制御して熱源から離れた場所へ運び、デバイスからの排熱効率を上げることが可能になる。

ロスアラモス研究所、量子暗号を用いた電力網制御データ通信安全化技術を実証

米ロスアラモス国立研究所が、量子暗号を用いた電力網制御データ通信の実証実験に成功した。実験は、米国エネルギー省が実施する電力網向け高信頼性サイバーインフラ開発プロジェクト Trustworthy Cyber Infrastructure for the Power Grid(TCIPG)の一環として、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に設置されている試験設備を使って行われた。

IBMとダウ・コーニング、光配線用のポリマー製光導波路を開発

BMとダウ・コーニングが、光配線用途のポリマー製光導波路を開発した。広帯域かつ低消費電力の光コンピュータ実現に向けた材料技術として注目される。サンフランシスコで開催中の「フォトニクス・ウェスト」で発表した。

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