カテゴリー別アーカイブ: 半導体

東工大ら、有機化合物で巨大な熱電効果を発見…既存の熱電材料の100倍

有機化合物(TMTSF)2PF6のゼーベック係数Sの絶対値の温度依存性(出所:東京工業大学)

東京工業大学らは、有機化合物(TMTSF)2PF6(テトラメチルテトラセレナフルバレン塩)の低温の半導体状態において、現在最も利用されている熱電変換材料の100倍にも達する巨大な熱電効果を発見した。大きな熱電効果を発現する新しい熱電材料の開発につながるものと期待される。

ワッティー、研究開発用途向けに新しいALD成膜装置を開発

ALD成膜装置(ワッティー)

ワッティーは、研究開発用途向けに新しいALD成膜装置を開発した。ALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)は、原子1個分という極めて薄い膜を緻密に形成できる成膜プロセス。最先端の半導体デバイス製造で使われている他、最近ではガスを透過させないバリアシートや、微粒子へのコーティング技術など、様々な分野でALDが利用されるようになってきている。

富士フイルムと京大、量子ドット薄膜での高効率の光電変換に成功

相互作用の低い量子ドット薄膜と相互作用の高い量子ドット薄膜の比較(出所:富士フイルム)

富士フイルムが、量子ドットの集合体からなる薄膜(量子ドット薄膜)において、量子ドット間の距離を精密に制御することで、光エネルギーを効率的に電気エネルギーへ変換することに成功した。京都大学 化学研究所の金光義彦教授との共同研究。

東北大、高い電気伝導性を持った3次元グラフェンの開発に成功

左:ナノ多孔質ニッケル上に成長した3次元ナノ多孔質グラフェン、右:ニッケルを溶かした後の3次元ナノ多孔質ナノ多孔質グラフェン単体 (出所:東北大学)

東北大学が、新規材料「3次元ナノ多孔質グラフェン」の開発に成功した。これまで3次元炭素材料は非結晶性不連続体(粉状)のため電気をほとんど通さなかったのに対して、結晶性の高い1枚の繋がった3次元グラフェンシートを作製することで高い電気移動度を達成した。シリコンに替わる3次元デバイスの開発が期待される。

東工大、半導体中を秒速8万mで動きまわる電子を動画撮影

東京工業大学の研究チームが、半導体中を秒速8万mで流れる電子を直接観察し、動画撮影することに成功した。新規レーザーパルス光源と光電子顕微鏡を組み合わせ、電子を20nmおよび200フェムト秒(1フェムト秒は1000兆分の1秒)スケールで可視化できる超高速ストロボ顕微鏡を開発して実現した。

東大、柔らかいワイヤレス有機センサシステムを開発。おむつに装着可能な使い捨てセンサなどへ応用

東京大学の桜井貴康教授、染谷隆夫教授らの研究グループが、有機デバイスだけで構成された柔らかいワイヤレス有機センサシステムの開発に成功した。世界初の成果であるという。開発したセンサシステムは、離れたところからワイヤレスで電力供給が可能で、水分検出などに使える。おむつや絆創膏に装着する使い捨てセンサなどへの応用が期待される。

京大、世界最小の炭素リングを合成。次世代の有機電子材料として期待

京都大学 化学研究所の山子茂教授らの研究チームは、5個のベンゼン環をリング状につなげた構造を持つ、世界最小の炭素リング「シクロパラフェニレン(CPP)」の化学合成に世界で初めて成功した。有機ナノエレクトロニクス材料開発への波及効果が期待される。

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